夜風のささやき

言霊 謎 狂気 廃墟 廃人

不思議な写真の話

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この写真は2008年5月に、島根県出雲大社の本殿真裏の摂社、素戔嗚社で私が撮影したものである。

いくつか、オーブと思わしき丸い玉が写っている。今年の7月にFacebookの神社ファンのコミュニティーに投稿したところ大変な反響を呼びいろいろな意見が交わされた。
カメラのメカニズム、雨などの水滴、レンズのゴミ、フラッシュの効果など科学的なものから、心霊現象、神の現れ、精霊の可能性などが囁かれた。科学的なものは詳しい論文まで引っ張りだされた。
 
しかし、この写真を撮影した時の状況は、雨も降っておらず、フラッシュもない。レンズのゴミはついていなかった。
カメラはキヤノンのIXYというデジタルカメラだった。
この時の天気は薄曇りで午後2時ころであった。出雲大社本殿では数年後の遷宮のため内部を拝観できるようになっており、大勢の人の長蛇の列になっていた。
 
しかしである。このコミュニティーでコメントを頂いた方から写真の中の社殿脇の木の間にひとがいると投稿があった。
私は今まで気がつかなかった。写真を拡大して当該箇所を見てみると、確かに男が半被みたいな物を着てこちらを見ている。
普通ならなんてことないが、この辺りは禁足地になっていて入ることは禁じられている。
この話でコミュニティーは大騒ぎとなり、炎上したのだった。
 
社殿脇左脇を拡大して色調を判りやすく調整した。
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私は過去にも心霊写真とおぼしきものを数枚撮っているが最近ではこれ切りである。
もちろん、オーブはなんらかの事象が偶然いたのかも知れないし、人間が禁足地にいたのかも知れない。
ある霊能者の話では、ここに写るのは間違いなくオーブであり、男は生きた人では無いとのことだった。

【追記】
拡大した写真を良く見ると、男の右下に小さい白い着物の女性らしき人がいるように見える。
右手を左胸に置き男と同じようなかっこうをしている。

上の写真をさらに拡大。
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