夜風のささやき

言霊 謎 狂気 廃墟 廃人

中国語通常授業1

 

5月から中国通学院に通っている。

中学校、高校と英語は学年で一番だったんで多少語学に自信があると錯覚をしていた。また中国語は約一年独学で学習したので大丈夫。しかも行きつけの中国人姉妹がやっているスナックでも「じょうず、じょうず」とおだてられていてタカをくくっていた。

中国通では僕の授業は文法より発音が主だ。

 

英語は文法が主で英会話はほとんどしなかったので読むのは問題ないが聴きとり、発音はだめになった。というか大学入試はほとんどヒアリングもなければ発音をすることもない。つまり受験英語はできたが実践には全然役に立たないわけだ。

このことは中国語学習でも顕著に現れる。

中国語教材のどのテキストにも発音の重要性をうたっていてページ数をかなり割いている。テレビ講座やテキストに付録のDVDなどでもかなりしつこく解説している。

これらを独学していたので教室のネイティブのS先生に日常会話のつもりであいさつやら覚えたフレーズを発音するとたいていは「わからないから日本語で言ってください」と言われてしまう。かなりショックだ。

S先生が発音しているのと同じにやっているという意識があるんで「なんでダメなのおぉ?」と泣き言いうと

「口の形を見てください。舌の位置がどんなになっているか図でよく見てください」

と言われる。

確かに自分が発音をしたつもりになっているのだが口の形が違う。これでは自分では正しく発音しているつもりでもやはり意味が通じないようだ。

また僕の声調の四声もかなりあぶなっかしくて全然別の意味になってしまっているようだ。

【僕の陥ったところのリスト】

●僕の場合は声調の2声と4声が混乱する。普通は2声と3声が紛らわしいと言われる。

●有気音(PO)と無気音(BO)の区別がつかない。

●ZHI  SHI  CHI  RI  の反り舌音ができない。

●AN ANGの区別がつかない。

その他、たくさんあるが、とにかく発音にずっととらわれるなとM先生もおっしゃっているが、うまくなくてもネイティブに意味は通じて欲しいと小さな胸を痛めてしまうのである。

ここで早くもスランプに陥ってしまった。

 

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