夜風のささやき

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島原の乱

彼女「長崎は熊本の地震で行けなくなったゃったね 」彼「長崎なら大丈夫じゃない? 」彼女「ホントは長崎も熊本もどこにあるかわからない〜 」彼「九州だよ。なんで長崎行きたいんだよ 」彼女「 チャンポンと皿うどんとかカステラも食べたいしぃ 」彼「食い…

「池の跡」 ちょっと怖い話2016

暑くなってきたのでちょっと怖い話でも、、。50代の主婦Rさんの若い頃の話。Rさんの娘がまだ2歳だから、25年くらい前のこと。7月に法事で東京から山形のT市の実家に娘を連れて帰ったことがあった。実家は果物を作っている農家で敷地には果樹園の他、納屋、作…

みどりちゃんの話

マクドナルドで、女子高生たちの会話を書き直した話を元に再構成しました。クラスメイトのみどりちゃんは、とても太っていますが、可愛らしい太り方で笑顔が素敵な子でした。しかし、彼女には、癖というか変わった性質がありました。良くあることかも知れま…

帰ってきたヨッパライ

お久しぶりです。不思議なものを見ました。昼過ぎに駅へ行く通りを歩いていると前から大声で歌いながら自転車に乗ったおじさんが来ました。多分70歳過ぎだと思われますがすごく楽しそうに歌ってました。「♫オラは死んじまっただオラは死んじまっただ〜♫ 」50…

不思議な写真の話

この写真は2008年5月に、島根県の出雲大社の本殿真裏の摂社、素戔嗚社で私が撮影したものである。 いくつか、オーブと思わしき丸い玉が写っている。今年の7月にFacebookの神社ファンのコミュニティーに投稿したところ大変な反響を呼びいろいろな意見が交わさ…

霊界喫茶店 「本当に怖い話」3

霊界喫茶店 今までいくつかの怪談は全部この喫茶店での噂話をきっかけとして起こったものだったが、やがてこの店でも心霊現象が起きるようになってきた。 この話はその中でも一番体験者が多く強烈なものだった。私はこの話をあるWEBの怪談サイトに投稿し…

小児病棟跡 「本当に怖い話」2

小児病棟跡 今は東京郊外の住宅地となっている西武線のk市は昔から大きな病院が多いところで知られたところだ。結核療養所や隣のH市にはハンセン氏病のZ園(今は国の研究施設となっている)をはじめとする大病院が軒を連ねている。昔は結核療養所は相当の…

ちょっと笑い話「ついてくるもの 三題」

ついてくるもの 三題。まだ、会社員だった時の話。一、会社に出勤したら周りの社員が僕を見るなり目が点になっている。「俺になんかついてるのか?」と憤慨したらみんな大爆笑。 背広の襟に引っかかったクリーニングのプラハンガーを背中にぶら下げたまま、 …

ちょっと怖い話 その三 追いかすがる女の幽霊

また車で起こった話だ。 私が学生の時にバイトをしていた防水工事会社の社長の話。 社長がまだ若く、大阪に住んで京都の現場まで開通したばかりの枚方バイパスで毎日通っていた。 その日は仕事にケリをつけたのが夜11時。いつものように枚方バイパスで帰途に…

ちょっと怖い話 その二 「車に乗っていたのは、、」

青山くんから聞いた話。青山くんは上田くんが新車を買ったので二人で箱根のターンパイクに車ならしにドライブに行った。この道は深い霧が立ち込めるので有名だ。季節は梅雨前だった。霧の中ノロノロと車を進めていた。霧はかなり深く、10メートル先もはっき…

ちょっと怖い話 その一 「ナースキャップ」

日に日に夏らしくなって来た中国語のことばかりではおもしろく無い。怪談奇談によい季節だ。僕はどうも霊感体質というか、よく見る人、感じる人なので、過去に体験したことを少しずつ話そうと思う。年代は小さい頃から最近まで回ごとに前後する。まずは軽い…