夜風のささやき

言霊 謎 狂気 廃墟 廃人

断片的な思い出。 小2の作文集から 1

小学校二年のときの作文集が見つかった。
東村山の萩山小学校は家から歩いて5分のところにあった。
表紙を厚紙でつくって絵を描いた。当時凝っていたウルトラマンの怪獣を描いていた。それを先生が綴じてくれたものだ。
二十三話ある。たまにこのブログにアーカイブしておく。

 昭和41年4月9日

  とうはら先生      
                       てづかはじめ

先生はぎょろめでからだはのっぽでバカであたまはクルクルパー。
おたんこなすでスットコドッコイバカ。
あほのノーテンパーである。バカなばかり大大大大大バカであたまにおつきさまトサカのかいてんがおそい。
そしてなっちょらん。のうはがくるっている。そして字がへんちくりんな字ばかり、くちがかばみたいに大きい。
おもくてたてないからバカ。

<先生のコメント>
しょうがない先生ですね。あんしんしてべんきょうができませんね。

<解説>
まだ、二年生なので名前も漢字で書けない。
昔から調子にのる癖があったようだ。
ずいぶんとひどい作文である。
東原先生はぼくの義務教育で唯一の男の先生だった。ずいぶんおっさんに見えたが、まだ30代前半の先生だったと思う。
ひょろっとした方でその面影は今でも思い出すことが出来る。

僕の誕生日会で。
1番右が僕。大沢君。久米君、橋本くん。
f:id:drive58:20141101154413j:plain