断片的な思い出 小2の作文集から2
昭和41年4月25日
ドリームランド
手づかはじめ
ぼくはドリームランドにいきました。せん水かんにのりました。ちんぼつせんやたからがみえました。
そしておばけやしきにはいりました。はじめはくびつりおばけでした。そしてしょうじがパタとなって女の人がむきました。そしておしろがあって男の人がこっちをむきます。
それから月せかいにはいりました。えいがになっていていすがゆれます。そしてケーブルカーにのりました。それでかえりました。
<先生のコメント>
どんなかんじがしましたか。
<解説>
最初の作文とはうってかわってつまらない作文。
日付からするとゴールデンウイークの前だ。おそらく父が連休に休みが取れなくて、前倒しで連れて行ってもらったのだと思う。世田谷の経堂にある、祖母の家から出発したような覚えがある。
横浜ドリームランドは、テーマパークの草分け?当時は遊園地と言った。今はもうないが10数年前まで営業していたらしい。
ぼくは、当時は遊園地が大好きで奈良に行っても奈良ドリームランドに行ったくらいだ。さすがにまだ寺社仏閣には興味はなかった。しかし遊園地の中でもお化け屋敷は大好きで、ここだけやや詳しく書かれていて、当時からオカルト志向なのが解る。