夜風のささやき

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肉親 親戚

断片的な思い出 小2の作文から 7

昭和41年6月20日 おとうさん てづかはじめうちのおとうさんはカメラマンで日よう日でも行くことがあります。ドライブにつれてってくれることもあります。ちいさいころはかけ足がはやくてがきだいしょうでした。一日ににさんかいかいしゃにいきます。あさはや…

断片的な思い出 小2の作文集から

昭和41年5月16日 ぼくのおかあさん てづかはじめぼくのおかあさんはぼくががっこうからかえってくるとねてたり本をよんでいたりします。そしてまどのかぎをしめておきます。きゅうしょくがない日はすぐ、ごはんをつくってくれます。そしておとうさんがかえ…

断片的な思い出 小2の作文集から3

昭和41年5月7日 子どもの日 てづかはじめぼくは、おばあちゃんのうちに行きました。そして本をかってもらいました。ラーメンをたべました。そしてけいちゃんとさんぽに行きました。それからくるまでかえりました。そしてかぶとをだしました。よるになってテ…

断片的な思い出 小2の作文集から2

昭和41年4月25日 ドリームランド 手づかはじめぼくはドリームランドにいきました。せん水かんにのりました。ちんぼつせんやたからがみえました。そしておばけやしきにはいりました。はじめはくびつりおばけでした。そしてしょうじがパタとなって女の人がむき…

断片的な思い出。 小2の作文集から 1

小学校二年のときの作文集が見つかった。東村山の萩山小学校は家から歩いて5分のところにあった。表紙を厚紙でつくって絵を描いた。当時凝っていたウルトラマンの怪獣を描いていた。それを先生が綴じてくれたものだ。二十三話ある。たまにこのブログにアーカ…

断片的な思い出 四 「幻の村山砦」

小説か映画のタイトルのようだがそうではなく現実の話だ。歴史上の話でもない。三年ほど前、不思議なことがあった。昔、東京の西にある狭山湖畔に「村山砦」という料亭のような変わった料理屋があった。湖畔の鬱蒼とした樹木の中にかがり火を焚いた門があり…