夜風のささやき

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春よ来い!

今年は人生で一番春が待ち遠しい冬になった。

というのも、一月末からひどい風邪、おまけに二度に渡る大雪で二週間以上家で寝込んでいなければならなかった。

こういう時は一人暮らしは辛い。
食料がなくなると近くのコンビニに無理して雪の中を転びながら行くが弁当もパンも売り切れ。また買い占めかとと思いきや、交通分断でトラックがこないのだった。

この時改めて覚悟したことが二つ。
一つは老若男女問わず一人暮らしは「孤独死」を視野にいれておかなくてはならないこと。
それが嫌ならしかるべき対策をしておくこと。
二つ目は都市機能が麻痺して孤立し電気も水も無くなっても生きられるようにしておくこと。
都市機能は想定内しか対応し切れない脆弱なものだ。

東名高速で40キロの渋滞の中で数日も動かなかった車両の運転手さんや同乗者。これこそ都市機能のマヒによる想定外の被害だ。
もちろん孤立した集落なども過酷だが、どちらが大変かではなく、高速での何十キロに渡る立ち往生が現代的だということだ。

僕は寝込んでいたということはあるがまだまだ被害はこうむっていなかったと感じる。一番残念なのは楽しみにしていた中国通学院の春節パーティに行けなかったことか(^^)

春よ早く来い。


福岡城跡 舞鶴公園
photo by Kimiko Ishikawa
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