夜風のささやき

言霊 謎 狂気 廃墟 廃人

中国語検定に挑戦

f:id:drive58:20140404014201j:plain

学習をゼロからやり直すには、目標がある方が学習方法、手段が絞れるし授業も真剣になる。

そこで中国語検定四級に挑戦することにした。
中国語検定の試験は年3回(一級は1回)あり、次は六月の末だ。
検定は準四級から一級まであり、級が上がると格段と難しくなる(ようだ)。
僕は準四級だとちょっとハードルが低すぎるので三級の問題集を立ち読みしたが全然次元が違う程難しい。四級だと半分は解りそうなのでこれに挑戦することにした。

受験アイテムはまず四級のトレーニングブックの古本をアマゾンで購入。これを学習指標にして後は今まで手に入れた参考書や学習アプリを利用することにした。

中国通のニャンコ先生にも受験指導をして頂けるとのこと。
先生は最大の効果を発揮する学習方法を伝授して頂けると想像する。
僕が思うに、本当の実力と試験に受かるテクニックは違う。


事実、僕も実力はないくせに受験勉強テクニックを駆使してきた。実はニャンコ先生はその点で僕の上を行く。彼女の日本語検定学習の方法は参考になる。彼女は日本語検定一級を持っている。彼女自身、実力もないのに受かったと言ってるが実際はそんなことはない、、彼女の日本語文章は実に上手い。

しかし、僕は実力もテクニックもバランス良くあった方が良いとは思う。前者だけだとちとスリルに欠け弛緩し過ぎて進歩が望めないような気がするしなにかもの足りない。
後者だけだといつかボロが出る。
僕は両方をバランス良く学習してやがては会話も好きな文学歴史も楽しめるようにしたい。

さて、中国通の生徒はお互い1人として同じ世代がいない。しかも先生は生徒よりずっと若く、娘か年の離れた妹みたいだ。
職業も政治家、コピーライター、日本語学校の教師などと様々だ。それぞれ目指すところも違うが、かえってそれが新鮮で大変楽しい教室だ。僕もみんなに会えることが一つーの楽しみになっている。

しかし、みんなが共通で僕だけ違うのはみんな字がうまいことだ。ここが決定的だ。しかも下手だけでなく、字が不正確だ。字が不正確という点では、パソコンを駆使している人はみんなに言えると思う。便利さの副作用でみんな字を忘れている。これは言語特に中国語を学習するものにとって致命的だ。日本の漢字をろくに書けないと、簡体字の構造も解らない。
本当に今までいかにいい加減に字を書いてきたか恥ずかしくなる。
実はこれ程書取り練習をしたことは人生50年間なかったのだ。

その点を厳しく指摘された。いくら娘みたいな歳でもさすがニャンコ先生は漢字の本場から来た人だ

先生曰く「日本語はひらがなとカタカナという逃げ道があるが中国語には漢字しかない」。

これは身に染みた。

いずれにせよ、検定が受かればここでも騒ぐし、落第の時は何も触れないつもりだ(^^)